【お通じに悩んでいる方へ】知っておいていただきたい７つのこと

2022年2月14日2022年3月15日

便秘のご相談をお受けする中でいつも伝えていることがあります。

それを分かりやすく「７つ」にまとめてみました。

便秘解消への7ヵ条

便を何日間も腸の中にとどめておくことは腸内環境を悪化させてしまい、身体にとって決して良いことではありません。
明らかにスッキリと出ない、またその状態が継続的なのであればその症状を放置せず、必要に応じて便秘薬を服用することも有効な方法です。
便秘薬の選択は慎重に。刺激性便秘薬の長期連用は強い刺激により腸を疲弊させてしまい根本的な便秘の解消にならないどころか、便秘薬に頼らないと動かないサボりがちな腸になってしまいます。
便秘薬だけに頼って出ていればOKということではなく、腸内善玉菌を補給する整腸剤の併用がおすすめです。大腸はビフィズス菌が多く棲むのでビフィズス菌の摂取がおすすめ。そして腸内環境を改善しつつ便秘薬を減らしていければ更に良いです。
食物繊維、とくに水溶性食物繊維をしっかり摂りましょう。日本人は特に水溶性食物繊維が不足しています。昆布、わかめ、こんにゃく、里芋、大麦、オーツ麦、果物などに含まれています。
朝食をしっかり食べる。お米を食べる。朝食が身体に入らなければ腸も動き出しません。また、お米は脳に必要なエネルギー（糖質）であり自律神経の安定にも関係しますのでよく噛んでしっかり食べましょう。
便意は我慢せずに、反応良くトイレにいきましょう。

便秘がちだなと感じる方は、一つずつで構わないので実行できるようにしていきましょう。