こんにちは。店長のマッキーです。
テニスの錦織選手凄いですね!
試合をするたびにどんどん強くなっていく感じ。決勝戦が楽しみですね。たくさんのパワーをもらえます!
さて、今日は前回に続いて腸についてです。今回は便秘と関係が深い腸内細菌について書いてみます。
前回は、腸には免疫細胞が多く存在していて、それらの細胞が元気に働くためには腸内環境を良い状態に保つことが必要!と書きました。
それでは腸内環境を良い状態に!ということは具体的にはどのようなことなのでしょうか。
腸内環境は「腸内細菌」のバランスにより決まります。人の腸には約500種類、100兆個の「腸内細菌」が存在しています。
ビフィズス菌などの名前が知られている「善玉菌」、大腸菌などの「悪玉菌」、その時の腸の環境によって善玉菌にも悪玉菌にもなったりする「日和見菌」の3種類があります。
腸は善玉菌と悪玉菌のバランスが保たれていることで良い環境が維持できるのですが、そのバランスが崩れて悪玉菌が増えると便秘になったり下痢になったり、おならが出たり、臭いがきつかったり。。。とういうことになるのです。
それぞれの菌の働きはというと、善玉菌は、腸内を酸性にして病原菌を退治したり、消化吸収の促進、ビタミンの合成、腸管運動の促進、免疫力アップなど。悪玉菌は腸内をアルカリ性にし、腸内を腐敗したり、発がん物資や毒素のある有害物質を作り出します。糞便・ガスの形成はもちろん体の抵抗力を弱め、下痢や便秘を引き起こします。まさしく悪玉です!・ウェルシュ菌、ブドウ球菌、大腸菌など。日和見菌は、食べ物やその時の体調などによって善玉菌にも悪玉菌にもなるのです。
それではどのような要因で悪玉菌が増えるのかというと、先ずは加齢。
年を重ねれば腸内環境は悪化します。そして毎日のこととして大切なのは食事。要するに何を食べるのか?ということ。
悪玉菌の大好物は肉などに代表される高タンパクで高脂肪な食べ物。日本人は以前は低脂肪で繊維の多い食事をしてきましたが、食事の欧米化により高脂肪で繊維が不足した食事に変化してきました。このことは腸を汚す大きな要因と言えましょう。
バランスよく野菜を多く!と言われる所以です。そして、ストレスや睡眠不足なども腸内環境を悪化させる要因なのです。 こんなふうに私たちの腸の中では腸内細菌たちのバランスがいつも問われていることを腸の持ち主として知っておきたいところですね。