皆様こんにちは。お元気ですか?快便していますか?
今日は便秘に良い食べ物について書いてみます。
日頃快便な方もそれを維持していくために有益な情報ですので少々お付き合いくださいませ。
私達は食事から栄養を摂取しそれをエネルギーとして生きています。
反面、毎日様々な食べ物を消化する過程で腸は汚れています。
腸の中では善玉菌と悪玉菌が陣取り合戦を繰り広げていて、腸内環境は日々変化しながら体調に様々な影響を与えています。
ですから、どうせ食べるならその陣取り合戦を優位にし、
- 善玉菌を増やしてくれるような食べ物
- 腸の中で何日間も便が留まってしまい悪玉菌が増えてしまうようなことがないようにしてくれる食べ物
を選びたいものです。
それでは具体的に書いていきましょう。
便秘解消に効果のある食べ物とは?
食物繊維を多く含む食べ物
まずはなんといっても食物繊維。
ここでは食物繊維には2種類あるということを是非知っておいてください。
それは「水溶性食物繊維」と「不溶性食物繊維」。水に溶けるかどうかで分類されています。
それぞれ働きがあり、
水溶性食物繊維は、優れた水分保持能力で便を適度に柔らかくして排泄を促します。
不溶性食物繊維は、便のカサ(体積)を増やし、腸の蠕動運動を促進します。
水溶性食物繊維は、わかめ、ひじき、昆布、もずく、海苔などの海藻類に多く含まれています。
水溶性食物繊維は日本人の食生活には不足しており積極的に摂取したいですね。
不溶性食物繊維を多く含む食品はさつまいもに代表されるイモ類です。
じゃがいも、里芋、山芋などが良いでしょう。
また、キャベツにも不溶性食物繊維が多く含まれています。
加熱しても含有量はそんなに変わらないので、加熱すると多く食べることができます。
では食物繊維がなぜ便秘に良いのでしょうか。
私達が食べたものは、消化酵素によって分解されて小腸から体内に吸収され栄養となります。
食物繊維は消化酵素では分解されないため大腸にそのまま届きます。
そのことによって便のカサ(体積)が増し、その体積と重さが腸を刺激し排便を促してくれるのです。そしてその食生活を維持することで徐々に排便の習慣やリズムが整い便秘も解消することが期待できるわけです。
発酵食品
他には、発酵食品も大切。
発酵食品とは、乳酸菌などの微生物によって食べ物に含まれるたんぱく質や糖などが分解され、別の食べ物に変化したものです。
発酵食品は私達が生きていくために不可欠な酵素を豊富に含んでおり、食品の保存性が高まったり旨味が増したりとメリットばかりです。日本の食文化の中に発酵食品があることはとても幸せなことです。
そして発酵食品には、乳酸菌をはじめ、腐敗物質の増加を抑制する善玉菌が豊富に含まれているのです。善玉菌には、外から入ってくる病原体の侵入を防ぐ免疫細胞を活性化させる働きもあるため、腸内環境を整えながら免疫力を高めて病気を予防する効果も期待できるのです。
具体的には、味噌や醤油、塩麹、納豆、キムチ、お酢など。
毎日の食事の中に上手に取り入れましょう。
反面、塩分を多く含むものが多いので血圧が高い方などは特に摂りすぎには注意しましょう。
私たちの身体は、私たちが普段食べたり、飲んだりしている物からできているのです。
だからこそ食べ物は身体に良いものを摂るよう心がけましょう。