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【こころ通信】 密かな楽しみ 2013年3月号

 こんにちは。金巻です。
 春まであと少しですがまだ寒いですね。気温が低いと体温も低下しがちです。私たちの体内には免疫細胞が存在しています。これらの細胞は体内に悪いものが侵入してきた時に闘ってくれる兵隊さんのようなもの。いつもその任務を遂行して私たちの体を守ってくれているのです。

 しかしそんな彼らにも弱点があります。実は寒さに弱いのです。つまり低体温がとっても苦手。いつも元気な兵隊さんが寒い時期になるとその仕事ぶりが衰えてしまうのです。ですから冬は体を冷やさないように、よく温めて免疫細胞の働きを維持する必要があります。最近では季節に関係なく低体温の人がとても増えています。
 食べるものにも注意が必要です。砂糖は陰性食品で冷やす傾向にありますので甘い物の過剰摂取は避けましょう。果物も同様ですね。夜は控えて食べる場合は太陽が高い位置にある時間帯にした方がよいでしょう。

 突然ですが私には密かな楽しみがあります。それは出張の際の食事。美味しい店に出会った時はとても幸せな気持ちになります。こんな私も市民ランナーのはしくれ。体重増加こそ最大の敵。ですからふだんはできるだけカロリーには注意しています。動物性脂肪や炭水化物の取り過ぎは決していいことはありませんので。そう言いながら酒ばかり飲んでいては同じことですが(笑)。

 最近の私のお気に入りは味噌ラーメン。そこで発見したのが御徒町駅ガード下にあるラーメン屋さん。味噌ラーメンがおススメなのです。勉強会の会場近くにあるこの店はいつ行っても混んでいるのです。私が立ち寄るのはいつも午後1時すぎ。混雑のピークは過ぎていて近隣の飲食店はかなり空いているのにこの店は満席です。ここはカウンター席のみ。おそらく15人くらいで満席です。厨房の男たちは愛想がいいとはお世辞にも言えませんが、「いらっしゃいっ!」「ありがとうございやした~っ!」と歯切れの良いあいさつ。語尾に「っ」(小さい【つ】)がはいる感じで好感度はいっきに上昇。それ以外はほとんど口をききません。黙々と自分の仕事に没頭しているのです。そこから醸し出される、緊張感にも似た独特の雰囲気を感じながらのラーメンの待ち時間は味への期待感を高めてくれるのです。
 もやしとメンマがたっぷりと盛り上がりその山の麓には大きいチャーシューがドーンと鎮座。中太のちぢれ麺がスープによく絡みます。味噌ラーメン界の重鎮といった感じの味。申し分なく美味しいです。薄すぎず濃すぎることのないとても深みのある味にすっかり魅了されてしまいました。
 それ以外にも気付いたことがあります。それは女性のお客様が多いということ。ラーメン屋さんのカウンターと言えば男性客であふれているイメージではないでしょうか。ですがこの店は違うのです。近所に住んでいるような普段着のおばあちゃん。若いOLさん、学生らしき女子。いずれも一人で来店しておいしそうにラーメンを食べています。繁盛店の特徴なのでしょうか。そして嬉しいことにこのお店、ランチタイムは大盛サービス。さらにライスも無料なのです。繁盛するわけですよね。さらに御会計の際にはポイントがつくから驚きです。なんと10食で1食が無料になるとのこと。
 業界こそ違いますがやはり商売は創意工夫。御客様に喜んでいただいてなんぼですよね。さてさて今月は私の拙いグルメリポートになってしまいましたが実はこれには続編があるかもしれません。
 実はこの店の隣にも同様に繁盛店があるのです。そこはいわゆる大衆食堂。昭和の香りがプンプン漂っています。入口の横のガラスケースにはたくさんのメニューのサンプルが陳列されています。定食、丼物、麺類、この店も多くの人の胃袋を満たしているに違いありません。これまでこの2軒のお店の前でどちらに入ろうか迷うのですが、この食堂がテーブル席のみなので混雑時はなんとなく入りにくかったのでラーメン屋さんを選んでいました。次回はこのお店の繁盛の秘密を探ってこようと思います。

 人間の「食べる」という行為は楽しく幸せな気持ちになります。反面、偏った食事や過度の食事を繰り返すと体は必ず反応し、健康を害します。
 飽食の現代。何をどのように食べるべきか、どんなことに気をつけるべきなのか。いつまでも美味しい楽しい食生活を続けられるように、食養生についていろいろな情報を発信していきますね。

 
こころ通信 2013年3月号

こころ通信201303

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