虹の橋~愛犬が天国へ~

こんにちは。店長のマッキーです。私事の投稿で恐縮です。 少し時間が経ちましたので気持ちを綴ってみました。

我が家の愛犬「夢の助」(フレンチブルドッグ雄)が天国へと旅立ちました。3月8日(水)午後12時25分のことでした。享年12歳10ヶ月。顔に似合わずとても優しい穏やかな犬で、私が体調を崩して寝込むと餌を食べなくなるようなデリケートな神経の持ち主。晩年は、片目を失明し、片耳が聞こえなくなり、肺に炎症を抱えました。それでも元気に癒しを与え続けてくれました。娘が巣立ったあと寂しさを癒してくれた彼。その娘も今年の夏には留学先のアメリカから帰国予定でした。再会を果たせなかったのが悔やまれます。

今年の冬は、これまでのお散歩コースの距離を歩けなくなりました。それでも家の中ではとても元気でした。 ところが3月になってから急に元気がなくなってきたのです。食事を残すようになりました。そしてとても不思議なことが起きたのです。3月5日(日)のお昼ごろ、私は翌々日からの研修会参加のための出張準備を始めようか思った頃から急に体調を崩してしまいました。激しい下痢と発熱。夜には39度近くまで上昇。2日後に迫った研修会への出席をどうしようかと悩み始めていました。
「まったくこんな時に・・・。」 自分に腹がたちます。

「この体調の変化に何の意味があるのだろうか?」  熱でボーッとする中で冷静に考えました。

「夢の助・・?」 「行かないで!って俺を引き止めてるの?」そんな考えが頭に浮かびました。

この日の夜からお散歩で歩けなくなり、何も食べなくなりました。
「もしかしたらお別れの日が近いかも・・」直感しました。そして研修会欠席を決めました。

彼の容態がさらに悪化したのは7日の夜から。その日の夜は彼の横に一晩中付き添いました。呼吸が苦しそうで水分補給もままなりません。これが生前の彼と過ごした最後の夜になりました。そして次の日の昼過ぎにお別れの時がきてしまいました。呼吸が浅く速く苦しくなる中、視線も宙に浮いたようです。彼は私の腕の中。傍らには妻の弘子さんも寄り添い、ニューヨークから、ラインのテレビ電話で娘もかけつけました。家族に見守られ彼は息を引き取りました。その時彼はは私と妻と大人に成長した娘の真ん中にいました。家族の歴史の中に彼は大きく存在しています。

我が家で過ごす最後の夜は、私と弘子さんの間に彼を挟むようにして、泣きながらそして感謝しながら寝ました。安らかな寝顔でした。そして次の日の午後、荼毘に付しました。棺には、大好きだったおもちゃ、おやつも入れました。そして彼の上に一枚のバスタオルをかけてあげました。これは私が初めてフルマラソンを完走した時の参加賞で今も愛用しているもの。車に乗せ元気な頃のお散歩コースを車で2周。大好きな電信柱の前では徐行しました。お寺に到着して火葬場へ。姿ある夢の助とはここでお別れです。再び涙が溢れました。彼を愛した分だけ涙が溢れるのです。それは彼が私たちを愛してくれたからに他なりません。 厚い扉が開き、彼を乗せた台が釜の中にゆっくりと吸い込まれていきます。暗くて狭い空間でした。熱くないかな。怖くないかな。さようなら。ありがとう。そして幕が降りるように降りてくる扉。扉の降下に合わせて私と弘子さんも膝を曲げ、彼がいよいよ見えなくなるまで見送りました。そして、釜のスイッチが入りました。ギュンという鈍い音と同時に扉の縁から釜の中の灰が白い煙のように舞いました。
その日の夜、彼が暮らしていたリビングを改めて見渡しいろいろなものを整理しました。大好きだったおもちゃ、欠かすことのなかった食後のガム。服やリード。晩年に使用していたサプリや薬類。オムツ。大切な家族であった証が溢れていました。それら証の数々は彼の存在の大きさ、そして私たちの愛情そのものでした。
出張に行こうとした私を引き止めてくれた夢の助。おかげでしっかりとお別れをすることができました。あのとき無理に出かけていたら一生悔やんだことでしょう。感謝の気持ちでいっぱいです。

新たな旅立ちの季節。新しい生活が始まりました。夢の助が教えてくれた命の尊さ、愛することの大切さを忘れることなく命を輝かせながらしっかりと生きていこうと思います。
今、今、今を。
丁寧に。

「虹の橋」
天国の、ほんの少し手前に「虹の橋」と呼ばれるところがあります。
この地上にいる誰かと愛しあっていた動物は、死ぬとそこへ行くのです。
病気だった子も年老いていた子も、みんな元気を取り戻します。でも、ひとつだけ不満があるのです。
それは自分にとっての特別な誰かさんを残してきてしまった寂しさ・・。
ある日、その中の1匹が突然立ち止まり、遠くを見つめます。その瞳はきらきら輝き、からだは喜びに震えます。突然その子はみんなから離れ、緑の草の上を走りはじめます。あなたを見つけたのです。あなたとあなたの友は、再会の喜びに固く抱きあいます。そして一緒に虹の橋を渡っていくのです。

元気に遊んで待っててね。夢の助!ゆっくりゆっくり向かうから。

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