昨日、本を読んでいたら素敵な文章に出会いました。
「春めくという。自然が春をもたらすという意より人がいかに兆す春を感受するか、その感覚あっての言葉であろう。公園の広場の芝生は一様に枯れてはいても、草はところどころで青みを増してきた。草木の芽生えはもちろん、風の音や見上げる空から降り注ぐ光に、冬から一歩二歩と抜け出ている気配が感じられれば、我が身の生気ともなり得る。」 『今日一日のために』近藤勝重著 幻冬舎
どんな時でも、心の持ち様ってとても大切である事を教えられます。
日常の出来事をどのようにとらえるかでストレスは大きくもなるし小さくもなるものです。
健康のために心の持ち様を大切にしましょうね。
因みに、この本は、母が読み終えて私にくれたもの。
本の帯には 「一歩一歩また一歩、心を外に連れ出す“読む散歩”」と書いてありました。
今年の冬は特に寒かったです。 不自由な身体で一人で暮らす母にとっては厳しい季節でした。
この本を読んで、散歩する気分を味わっていたのかもしれません。
今朝のランニングで、寒いながらも明るくなる時間はかなり早くなりました。
確実に春は近づいています。