旅立ちの夏~わが娘アメリカへ~

今年はオリンピックイヤーということで暑い熱い夏ですね。
我が家にも今年の夏はビッグイベントがありました。8月14日(日)に娘の未来(みく)が、一年間のアメリカ留学に出発したのです。親として、娘の最強の応援者として彼女を送り出すことが、この夏の最も重要なミッションだったのです。

ついにその日はやってきました。親として楽しみであり娘の成長を考えれば嬉しい日であるはず。しかしながら、この日が来ることを悩ましく思ってしまうのも親としての当然の感情。心配だし寂しくなるし。しかし、将来に向けて本人が決断したこと。せっかくのチャンス。応援するしかありません。前日までの慌ただしい準備。こんな時はやはり、弘子さんが大活躍。荷造りや身の回りのモノについての準備は「ママ」でなくてはダメなのです。未来も私と弘子さんの使い分けをよくわかっているようで、お金に関することや諸々の書類などの手続き関係は私に頼みます。私の役割は、頼まれたことを着実にするだけ。でも、弘子さんの役割は、先のことを見通したり娘の性格を考えて必要なモノをアドバイスしたり。やっぱり女性、そして母親は立派です。先日ある勉強会でこんな話を聞きました。「男」という漢字。田んぼの力ですよね。とにかく働く!これが男の役割。そして「女」。この文字に家の屋根を意味する宀(うかんむり)を加えます。すると、「安」になります。安心、安全そして安らぎの「安」。家の中で果たす女性の役割はやはり大きいのです。今回の未来の準備で改めて思いました。

前日の深夜までなんだかんだと準備は続きました。当日のフライトは成田を19時30分。お盆休み中いうこともありお昼前には出発。お世話になった方々へ挨拶を済ませ一路成田空港へ。やはり中央道はすでに渋滞が始まっていました。未来がまだ幼少の頃、同じようにこの車で渋滞に巻き込まれながら、家族で出かけたよな〜なんて、昔を思い出しながら運転。ルームミラーに目をやれば、弘子さんも未来も爆睡してました。これも昔と変わらない風景。「いよいよアメリカか。頑張れよ!」そんな想いが湧き上がります。3時間半かかってようやく空港に到着。出発ロビー前で、ずっしりと重たい大きなスーツケースを2つ降ろします。「これを一人で持っていけるのかな〜?」またもや余計な心配が心の中から顔を出します。カートに積んでスイスイ運ぶ姿を見て、無駄な心配だったと改めて気づきます。

ろくに昼食も食べていなかったので、まずは腹ごしらえ。私「しばらく食べれないから、日本食かな?寿司でも食べるか?」すると目の前にお茶漬け屋さんが。未来「お茶漬けがいいな〜。」ということで家族のお別れの食事は、遅めのお茶漬けランチになりました。私としては、少し拍子抜けした感じでしたが、出汁の味が心の奥にしみわたる思い出の食事となりました。チェックインを済ませ荷物を預けます。もう21歳なので当たりまえなのですが、どんどん自分で手続きを済ます姿に成長を感じてこの時点でちょっとグッときてしまいました。

その後、展望デッキで離陸する飛行機を家族3人で眺めたり写真とったり、「行ってきます!」の最後の電話をしたり。未来はワクワクでとても嬉しそう。不安がないわけではないのですが、起こり得るすべてを自分のための経験として受け入れる覚悟ができている様子でした。

そしてついに出発の時間。搭乗ゲートへ進まねばなりません。未来の飛行機を示す大きな表示板の下でお別れです。バッグに用意しておいた手紙を渡します。私「 機内で読んで。」すると未来が「私も」といって私と弘子さんそれぞれに手紙をくれました。この時点ですでにウルウル。笑って送り出すつもりだったのに。ハグして握手してまたハグして。。。 未来は終始ニコニコ。私と弘子さんは涙でクシャクシャでした。私「気をつけて。しっかり頑張るんだぞ」未来「うん、頑張るから。」 姿が見えなくなるまで見送り、その後出発ロビーの片隅で、もらった手紙を読んで二人でまた涙。
帰りの車中、後ろで弘子さんはしばらくシクシクと泣いていました。
未来が生まれてきた時から、未来は、娘となり、同時に私たちは親になりました。今回も娘のおかげで親として貴重な経験をさせてもらいました。
感謝です。
人生において無駄なことなど何もありません。様々な経験を重ねて今があるのです。 これから1年間のアメリカでの生活。あえて日本人の少ないアイダホ州の田舎の大学を選択したという挑戦も将来へと繋がることと確信します。アメリカ生粋の文化を体感し、生涯の財産にすると共に、日本の良さも実感できることでしょう。
日本人らしく勤勉にそして自分らしく個性を発揮して貴重な時間を積み重ねてもらえればと願います。
今年、ナカムラ薬局は60周年。実は私たち夫婦も結婚25周年。そして娘はアメリカ留学。生涯忘れられない旅立ちの夏になりました。
ファイル 2016-08-16 17 45 44

Follow me!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です