夏もまもなく終わり。個人差はありますが、冷たいものの飲食で内臓はじめ身体全体が冷えています。その冷えをいつまでも引きずってしまうと秋になってから体調を崩してしまいます。冷蔵庫の冷たい飲み物は8月で終わりにして、入浴もシャワーだけなんて人はしっかりお湯に浸かりましょうね。
40代最後の夏はとくに休みもなく、仕事以外には相変わらず走ることと加圧トレーニングの日々でした。この夏も暑い中コツコツと走っておりました。個人的には2012年のタイムをピークに一向に伸びないのですが走ることが好きということには変わりないのでマイペースで楽しんでいます。結局は、好きなことをしていることが心の栄養になっているのです。そして走っている時間も好き。自分の心と身体と向き合える貴重な時なので。走りながらいろいろなことを考えたり車では見えない景色を目にし、音も聞こえます。
秋はランナーにとってゴールデンタイム。大会もたくさんありますし走るのに心地よい季節です。
私は9月でいよいよ50歳。毎年11月に出場している富士山マラソン(42.195km)に今年もエントリーしました。昨年までの40代から、今年は50代クラスでのエントリーになりました。なんだか1年生になったみたいでフレッシュな気持ちになるものですね。50代はタイムを短縮することより怪我せず無理せず楽しい走りをしていきたいと思います。レースでは常に完走を目指します。ここはいくつになってもこだわりたいですね。簡単に諦めることをしたくないので。
昨年あたりから50歳の自分について、いろいろと考えるようになりました。20代や30代の頃、50歳の自分の姿などまるで想像がつきませんでした。50歳って何か折り返し地点のようなイメージがあって、それ以降はゴールに向かっていく感じがしてしまいます。そのことが決して悪いことではないのですが、なんとなく少し寂しい感じがするのです。子供の頃の誕生日は身体もどんどん大きくなるしまさに成長を実感できましたよね。まさか今になって身体の成長は望みません。でもそこで願うのが心の成長。これには年齢制限はありませんよね。歳を重ねながらでも心はどこまでも成長が可能なはずです。
いくつになってもいろいろなことに挑戦して体験して心の成長を大切した生き方をできればと思うようになりました。そしてその成長こそが優しさや穏やかさ、そして幸福感と大きく関係しているように思えてなりません。仕事もプライベートも楽しみながら謙虚に学び、成長し続けられる未来にしたいと願う夏の終わりです。