みなさんこんにちは。店長のマッキーです。
12月になり、忘年会シーズン。といことは日頃よりカロリーは多くなり、油ものの摂取も増えてしまいますね。
そして腸が汚れ、体重も増加傾向に。
ということで、忘年会が大好きな私から耳よりな情報です!
順天堂大学総合診療科の小林弘幸医師によると、「腸内環境が悪いと、摂取した栄養素が細胞に行きづらくなり、皮下脂肪や内臓脂肪に行ってしまうとのこと。その仕組みで重要なのが‘デブ菌’と呼ばれている菌です。」
「デブ菌」については、2006年に科学雑誌「nature」でワシントン大学の研究が発表されています。
この研究で、肥満の人と痩せている人の腸内細菌を、腸の中を無菌状態にしたマウスに移植して、エサや運動などを同じ条件下でその後の状態を調べたところ、1週間後には肥満の人の腸内細菌を移植したマウスだけが、脂肪の量が20%も増加しました。
実は肥満の人の腸内細菌には「ファーミキューテス門」と呼ばれる菌が、痩せている人は「バクテロイデス門」と呼ばれる菌が多く存在することがこの実験からわかりました。このため、ファーミキューテス門の事を「デブ菌」、バクテロイデス門のことを「ヤセ菌」と呼んでいます。ファーミキューテス門とよばれる菌は、必要以上に脂肪や糖質をため込んでしまう性質があるといわれています。
ということは、この菌を減らすことが肥満の解消につながると考えられているわけです。
みなさんも日頃より腸に関心をもって、ヨーグルトや発酵食品などを積極的に摂取していることと思います。しかし、菌はエサががなければよく働いてくれません。
菌のエサになるもの、菌がしっかり働くために必要なもの、
それは、「食物繊維」なのです。
その食物繊維にも水溶性食物繊維と不溶性食物繊維の2種類があり、「デブ菌」を減らすために効果的なのは「水溶性食物繊維」です。水溶性食物繊維には糖質や脂質の吸収を抑える働きがあるため、太りにくい体質が作れるとも言われています。
水溶性食物繊維が含まれる食べ物には、アボカド、オクラ、きのこ類、海藻類、こんにゃく、やまいも、ごぼう、納豆などがあります。いちどに多く摂取することが難しいのも食物繊維。
効率よく摂取するためにサプリメントを利用することも選択肢のひとつです。