こころ通信

こころ通信 ~ツバメに学ぶ~

投稿日時2018年6月18日
投稿者Yutaka Kanemaki

みなさんこんにちは。雨の日が多くて心も湿りがちな季節、元気に頑張りましょうね。雨は天からの恵み。そう思って季節を感じながら毎日を楽しく暮らしましょう。

さて、今のNHK朝ドラの主人公の名前は鈴愛(すずめ)。でも、当店でのこの時期のスターはツバメです。お店の自動ドアセンサーの上にいつも巣を作り、命のドラマを見せてくれるのです。今年も巣がつくられ、五羽の雛が生まれました。ここまではいつも通りで順調。ところが、今年は巣の出来があまり良くなくて、前部の壁(土手)がほとんどない状態。雛が成長するにつれて身体は大きくなるし動きも活発になるし。親の給餌のたびに落っこちそう。そしてその予感はすぐに的中してしまいました。

ある朝、開店で自動ドアを開けると足元に一羽の雛が。いつ落ちたのでしょうか。じっとしていて動きません。そーっと手を添えると驚いたように羽をばたつかせながら地面を動き回り逃げようとします。車道に飛び出したらひとたまりもありません。慌ててしっかり捕まえて、脚立に登り巣に戻してあげました。その時、親鳥たちは私の顔の前をかすみ飛び、その威嚇ぶりといったらすごいものでした。残念ながら敵に見えるのでしょうね。無事に巣に戻った雛でしたが、今度は同日の午後に二羽同時に落下。そして拾い上げて巣へ戻すといったことを何度か繰り返しました。困り果てた私は思い切って鳥獣保護センターなるところへ問い合わせをしてみました。
私 「あのー、ツバメのことで教えていただきたいのですが?」
センター 「はい!今はどのような状況でしょうか?」
この時期、私と同様な問い合わせが多く来るのでしょう。会話が始まるなり、アドバイスしますよ!ととても親切な対応でした。。私は、その時の状況を細かに説明しました。そして、現状の巣から五十センチくらい横の位置に、昨年の巣が空き家状態で残っているということも伝えました。すると最終的には今の巣から空いている巣へと五羽全てを移動させてあげるべきというアドバイスでした。二羽と三羽というように二つの巣に分けることも考えたのですが、体温を保持するためにはみんなで身体を寄せあうことが大切とのことでした。巣の位置が少し変わった程度は、雛の鳴き声で親ツバメは雛の位置を理解できるそうです。こうして、雛たちはとなりの巣へ引っ越しました。やれやれとひと安心したのも束の間、次の日にまたもや落下。その度に拾い上げて巣へ。しかし、私も弘子さんも勉強会で出張の日曜日。留守中に二羽落下して天国へ。留守中で救えませんでした。そして次の日もまた二羽が天国へ。その次の日の朝。その日は梅雨の合間の久しぶりの晴れ。

朝開店して店の掃除をしていると二羽のツバメが店内に。天井のファンの羽根に留まってしきりにピヨピヨと鳴き続けます。まさか!と思い、すぐに脚立を持ち出して巣の中を覗いてみました。案の定、最後の一羽も息絶えていました。ついに全滅。巣からそっと手に取り出し、埋めてあげました。そして店に戻り、二羽のツバメに「埋めてきたよ。いままでありがとう。お疲れ様」と告げると店の中を数度旋回して外へ飛んで行きました。きっと亡くなった雛たちの親ツバメなのだと思いました。最後に挨拶にきてくれたような気がしてなりません。真実は定かではありませんが。そう感じてしまうのでした。

先日、五歳の女の子が、両親からの虐待で尊い命を失いました。なんと身勝手で惨忍で愚かなことか。覚えたてのひらがなで、「ゆるしてください」と手紙でお願いする女の子。悲しくて胸が苦しくなります。

巣作りから卵を温め、やがて雛が生まれ、約三週間の間、毎日六00回ともいわれる餌運び。残念ながら今年は、巣立つことができませんでしたがその姿には毎年心打たれます。それにひきかえ、言葉もあり、気持ちを理解できるはずの人間なのに。
地球上で人間が最も愚かな動物なのかも知れません。 この国をこの世界をこの地球をよくするも悪くするもわれわれ人間たちの行動にかかっています。

また来年ツバメたちが来てくれることを楽しみにしています。人間の健康、命を応援する拠点としても、そんな場所でありたいと思います

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